ルンバオープンヒップツイストを踊る時の3つのポイント

ルンバオープンヒップツイストを踊る時の3つのポイント

本日のテーマはルンバの基本ステップ【”オープンヒップツイスト”の3つのポイント】について話していきます。

 

ルンバのオープンヒップツイストは入門者を除く大抵のケースで一番最初の出だしのステップとして最も使われるステップです。

 

ワルツでいえばナチュラルスピンターンにあたるステップですね。

 

ということはつまり、今日話すポイントを押さえておかなければルンバを踊る時に最初の”のっけ部分”から躓いてしまい踊れなるという事にもつながります。

 

ですのでそうならないように今日お話しする【3つのポイント】をしっかり押さえてルンバを得意種目にして欲しいと思います。

それでは本日のレッスンスタートです!!

 

ルンバのステップでも難解なオープンヒップツイスト

ルンバのオープンヒップツイストは中級れべるのステップなのですが、比較的早い段階で習います。

 

なぜなら最初のお伝えしたように、最初のスタートのステップとして使われることが殆どだからです。

以前にお話ししたワルツのナチュラルスピンターンも難易度は高いのに最初のスタートステップとして使われる事が殆どなのでこちらも早い段階で習うステップです。

【社交ダンスワルツのステップ】踊り方のコツと基本

 

どちらも最初のスタートから使われるステップですのでポイントを押さえておく必要があるのですが、同時に難しいステップですので初心者にはハードルが高いので踊り始めから躓きやすいステップです。

 

そうなってしまうと、その後の踊りが”ぐだぐだ”になってしまいますので、そうならないためにも今回お話しするオープンヒップツイストのポイントをしっかり押さえておく必要があります。

 

オープンヒップツイストの踊り方のポイントはここだ!

まずは動画でステップの確認をしていきましょう。

 

ルンバのオープンヒップツイストのポイント①:コモンセンターの意識

最初の踊り始めの位置である、男女向かい合って組む時のポジション(オープンフェイシングポジション)ですが、この時に漠然と向かい合って手を組んでいても、2人のバランスがすぐに崩れてしまいます。

そうならないようにするためには【コモンセンター】の意識が不可欠ですので必ずコモンセンターの位置に立ってから最初のポジションになってください。

勿論、踊り始めた後も踊り終わるまで、ずっとコモンセンターの意識を持ち続けることがスムーズに踊るための秘訣です※コモンセンターについてはいぜんのコチラの記事でお話ししています⇩

ルンバ ハンドツーハンドのコツとポイント

ルンバのオープンヒップツイストのポイント②:女子の重心

先ほどは男女共通のポイントでしたが、今度は女子のポイントです。

オープンヒップツイストの女子の1~3歩目をステップする時の【3歩目】の時に女子が右足前進してから⇒右に90度回転しますね、この時がポイントです※カウントでいうと41(フォーワンの時)

 

※ちなみに”2”・”3”・”41”(ツー・スリー・フォーワン)とカウントで取る場合もありますが、Q・Q・S(クイック・クリック・スロー)というタイミングで音を取ってもどちらでもOKです。

 

その女子の三歩目の右足前進歩の時のカウントは「41(フォーワン)」ですが、その時の「1(ワン)」の時にもう右90度回転してしまう場合がありますがこれは間違いであり、それをやってしまうとたちまち踊りづらくなってしまいます。

 

正しくは、この「41(フォーワン)」の音の終わりで右90度回転します※正確に言うと、その後の音【”&”・”2”(エンド・ツー)の「&」の時に右90度回転してそのまま4歩目の左足前進歩に繋げます】

 

 

感覚としては、右90度回転した後の4歩目の女子左足前進は⇒”回転の勢いを殺さずにそのまま左足前進するような感覚で行います。

つまり…「回転と前進をセットで行うような感覚」で行います※ちなみにこの時の女子の右90度回転はヒップ(骨盤)から回転動作を行うようにしてください、つまり上半身を捻じるのではなく骨盤を右に捻じる感覚です。

 

個々のポイントは全部で6歩あるオープンヒップツイストの内、女子は3歩目(3歩目~4歩目の流れ)が”重要”だということです。

 

ルンバのオープンヒップツイストのポイント③:男子の3歩目の足の位置

上記のポイント②の女子の3歩目、”右足前進歩”の時に女性は重心を右足に踏み込むわけですが、この時に男性は上手に女子の重心を支えてあげなければいけません。

 

しかし多くの場合、女性の3歩目の上申の踏み込みを途中で遮ってしまう場合が多いです※その事も原因となって、41(フォーワン)の”1”の時に女性が既に右回転してしまいます。

なのでそうならないように、この時の男子(男子3歩目)の足の位置がポイントです。

 

男子は、3歩目で【左足を右足の少し後ろにクローズする】

 

少し後ろにクローズとは足の半分の位置にステップした足を置いてクローズさせる事です、コツとしては、今回のステップの場合は”右足の内くるぶしの”少し後ろ”の位置に⇒左足の内くるぶしを置いてクローズするような感覚です。

 

男性がなぜこの部分が必要かというと、この微妙な足の位置によって、女性の3歩目の右足前進歩の時の女性の重心バランスを男性が上手に吸収する事が出来るようになるからです。

 

 

これがもし男性が少し後ろのクローズせずに、その3歩目で両足を綺麗に揃えてクローズしてしまうとどうなってしまうか?というと、そのほんのわずかな男性の足の位置だけで、女性が3歩目の右足前進歩をしようとすると組んでいる手を通じて男性の身体が大きな壁に感じてしまい、途中ではじきかえされるような反動を生んでしまうことになります、要するに女性の三歩目の右足前進を男性が邪魔してしまうのです。

 

だから女性は男性のその反動によって、カウント1の時にもう既に右回転してしまうので、その後が踊りづらくなってしまう、というわけです。

 

《ルンバオープンヒップツイストの3つのポイント》まとめ

➀:互いにコモンセンターの位置に立ってからステップをスタートする

 

②:女子の三歩目の右回転のタイミングを守り、3歩目と4歩目をセットで踊るような感覚でステップを継続していく。

 

③:男性の3歩目の左足の位置は少し後ろにクローズすること

 

 

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