サンバプロムナードランを踊るときのよくあるトラブル

サンバのプロムナードランの攻略ポイント

サンバのプロムナードランは難しいステップですので

ステップの途中で態勢が崩れたり、ステップする足が右左逆になったり、酷い時は相手にぶつかったり…』

2人の位置関係が右⇔左と変わるステップですので、特に初めての時は混乱するステップです。

 

今日はそのカウンターランについてのポイントについてやっていきましょう。

 

そもそも、なぜカウンラーランのステップが難しいのか?

 

それにはある理由が有ります、その点を押さえることでカウンターランのステップが得意ステップに変わっていきます。

 

 

サンバのプロムナードランができない3つのポイント

カウンターランが上手くいかない原因は、大きくわけて3つあります。

 

逆にいうとその3つを押さえてしまえばプロムナードランの苦手意識は少なくなります。

 

では、いつものように、ちょっとだけ足型の確認をしていきます。

 

 

サンバプロムナードランの足型を確認

以下の動画で足型を確認していきます。

 

実際にルーティン(ステップの組み合わせ)で踊っている姿はこのようなイメージですね、記の動画のようにカウカウンターランはサンバホイスクの後に続けて行われることが多いです。

なぜ3つのポイント押さえるとプロムナードランがやり易くなるのか?

それは、

 

『カウンターランが、3つのポイントで構成されているから』

です。

 

人間の身体で例えるなら、「骨、筋肉、神経」のように、メインの3要素で構成されいているイメージです。

 

そのメインの3要素を押さえれば、サンバのプロムナードランの大概のトラブルは無くなりますし、スムーズにステップできるようになります。

 

 

カウンターラン構成要素①:ランに入る時の合図

まず最初の注意点としては男子のリードとして、「プロムナードランに入るよ!」という合図ですね、以下の様に1歩目の右足横にステップする時がそれです。

サンバホイスクツーレフトからスタートしてホイスクを3セットやったあとに、男性が右足横へステップする時(女性は左足を横にステップする時)のフットワーク(足裏の使い方)は男女共にボール(母指球)だけが床に着いた状態でステップします。

なのでヒールはこのとき床につきません、ボールだけで男女とも2歩目に移っていきますので、感覚としては踵が床から離れているので少し、頭の位置が高くなります。

 

これが1つ目の注意点です。

 

カウンターラン構成要素②:コモンセンターをキープする

 

以下はカウンターランの最初の1歩目を行って、3歩目が終わった直後の状態ですが、この時に、ただステップを踏んで互いの体の位置が開いてしまうと、2人のホールドが崩壊します。

 

なので下図の状態である、カウンターランの3歩目を終わった時に、2人の位置関係が正しい位置であることが大切ですが、その為にはコモンセンターの位置関係をキープすることが重要です。

 

【ラテンの正しいホールド】と【コモンセンター】についてはコチラの記事を読んでおいてください。

社交ダンスチャチャチャの基本足型ステップ クロスベーシック

ルンバ ハンドツーハンドのコツとポイント

カウンターラン構成要素③:二人の位置関係

そのコモンセンターがキープされた上で、下図のようなホールドでオーンプロムナードポジション』という大きなV字に開いた形になっているか?がポイントです。

「run=走る」と言う意味ですが、その名の通り走っているように見えるステップです。

 

そして、プロムナードアンドカウンタープロムナード、という言葉も入っていますが、要するに、

 

プロムナードのポジション」と「カウンタープロムナードのポジション」を交互に行いながら走るようにステップするのが、今回の

 

【プロムナードアンドカウンタープロムナードランズ】というステップです。

 

 

『プロムナード』について、覚えているでしょうか?

『プロムナードポジション』とは➡進行方向に対し、男性が左側女性は右側に立った状態で立ち、その位置のまま、互いにVの字に開いた位置関係を「プロムナードポジション」略してPPといいます。

こんな感じです⇩

今回のカウンターランの場合は上記画像のポジションよりもさらに大きなV字に開きますが、この状態を”オープン”プロムナードポジションと言います。

 


これが先ほどの
ポジションのことですね、男子の左手と女子の右手が離れて、より大きくV字に開かれます。

これがオープンプロムナードポジションです。



※上図は男子左手と女子の右手が離れてV字に開いているのでオープンプロムナードポジション

そして、男子の左手と女子に右手が組んだままで風つのホールドをした状態でV字に開くことを、プロムナードポジションと呼びます⇩。

 

 

そして、オープンプロムナードポジションの逆の位置関係、つまり男女の左右位置関係が逆になって今度は男性の右側のボディが開き、女性は左側のボディが開いて”Vの字”に開く事を”カウンター”プロムナードポジション(略してCPP)といいます。⇩

※上図は男子の左手と女子の右手のホールドが離れて、より大きく開いていますが、これを『”オープン”カウンタープロムナードポジション』といいます。

 

 

 

先ほどの動画をもう一度、見てみましょう。

進行方向に対して、男性と女性が➡『右側と左側に交互に入れ替わって』いますが、その時に…

 

「オープンプロムナードポジションになって互いにV字に開き」

そして今度は、

 

「オープンカウンタープロムナードポジションになって互いにV字に開く」

 

を繰り返す、これがサンバのプロムナードアンドカウンタープロムナードランズです。

 

※ちなみにpromnade=「散歩、散歩道」という意味ですが、二人で同じ方向の景色を見ながら散歩してるような様から【プロムナードポジション】というダンス用語が生まれたと言われています。

 

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