30代の大人から社交ダンスを初心者から始めたい
30代の大人から社交ダンスを初心者から始めたい
『30代から社交ダンスを始めたいのですが、教室とサークル、初心者にはどちらから始めるのが良いのでしょうか?』
『30代から未経験で社交ダンスを始めたいと思っていますが、できればいずれ試合や競技会にも出たいと考えてますが、今から始めても遅くないでしょうか?』
『社交ダンスを始めたのですが、周りと自分の年代が合わずに戸惑っています。』
などなど、色々と感じる部分があると思います。
社交ダンスの最大の長所は何といっても何歳になってもずっと続けられる点です。
サッカー、野球など身体を動かす趣味の殆どが、ある程度の年齢になると辞めざるを得なくなります。
社交ダンス以外のダンス、例えばヒップホップやバレエ、ジャズダンスなどを見ても、けっこう動きが激しい物が多いです※勿論社交ダンスも競技ダンスともなると激しいですが。
その点、社交ダンスはずっと続けられる数少ない種類のダンスですので、他の身体を動かす趣味と異なり今までやってきた事を何歳になっても途中で辞めずにずっと続けられる。
これは些細な事のように見えますが、とても大きなことです。
あと「初心者はサークルと教室、どちらから始めた方がよいでしょうか?」
という質問に関しては
『サークルから始めましょう』
と言いたいところなのですが、、、
例えば、学生時代の頃を少しだけ思い出してみてください、その時の部活動(何部でもいいです)にもしあなたが入部するとします。
そこは周りはすべて経験者で初心者はあなただけ、という状況だとします。
それだけで緊張すると思いますが、もしそれが社交ダンスだとしたら?(学生時代に社交ダンス部なんてなかったですよ!なんていうツッコミは置いておいて(;^ω^))
恐らく、周りに付いていくのが精一杯!となると思います。
サークルに未経験で入るとしたら、せめて『入門者クラス』又は『初心者クラス』というようなクラス分けされているサークルに入った方が良いのですが、それでも最初の頃は混乱してしまうと思います。
とくに創設して暫く経っているサークルは周りは少なくともそれなりにダンス経験がある会員さんが多くなりますので、ついていくのに最初は特に苦労します。
なので、もし僕が初心者の頃に戻るとしたら、初心者クラスだとしても、その前に、個人レッスンの初心者コース(1レッスンを5回分)を受けてから初心者サークルに入会します。
他の球技などのスポーツと違い、特に私たち日本人はダンスに免疫も馴染みもありません。
見るのと、実際にやるのとでは大違いですので、事前に個人レッスンの初心者コースで免疫を付けて体を慣れさせてから、サークルに入ります。
いくら初心者クラスだとしても、ワンクッション置いてからの方がグループレッスンを受けても混乱せずに1つ1つを確実にクリアしていけます。
という番組がありましたが、最初の1から10まで、すべてステップの順番が決められていて、かつ踊り始めるタイミングも決まっていれば、初心者でも1カ月以内に二人で組んで踊れるようになることは可能です。
ただし、それはステップの順番が全て決まっていて、かつその順番を知っている者同士としか組んで踊れません。
つまり、一歩外に出たら、「誰とも踊れない!」という状態になります。
社交ダンスの醍醐味はダンスタイムなど、初見の人とでも、予めステップの順番が決められていない状況でも、互いの体重の掛け合いなどにより、音楽に合わせて踊るから楽しいのです。
よく「個人レッスンを何年も受けているけど未だに先生以外の人と踊れない…」という声をよく耳にします。
あくまで順番が決まっていない状態で、互いの体重の掛け合いの中で踊るのが本来の社交ダンスの醍醐味であり、そこが社交ダンスの一番の”面白い所”でもあります。
だから、みんなそこを目指します。
『でも難しい…』
だからみんな頭を抱えるんですね。
ですので、サークルが発足してある程度期間が経っているサークルなら、周りはみんな経験者の可能性が高いです。
なので、全くの入門者から周りに付いていくためには、せめて初心者レベルのステップを身体に経験させることが先決です。
それが無い状態で、ついていくのはかなりキツイと思います。
なので結論としては、未経験者からサークルに入るとしたら、周りも同じ未経験者の人が集まる、
「入門者クラス」のグループレッスンに入るか、もしくは、「これからサークルを立ち上げます!」というサークルに出会ったら初期メンバーとして所属するのでしたらついていける可能性が高いです。
しかしなかなか、それらの環境が見つからないのだとしたら、まずは教室の初心者コースの個人レッスンを受けてください。
値段も、1レッスン当たり、3000円台と、高額ではありませんので、まずはそこで初心者のステップに慣れます。
そしてここが重要です。
そこで、
『社交ダンスの基本の動きを初心者コースの担当の先生から習ってください。』
実は上級ステップやオリジナルステップも、初心者ステップとまるで動きが違うように見えますが、実際は初心者の時に習うステップの基本的な動きを行っているだけです。
なぜなら、原則的に、全ての上級ステップはあくまで最初の頃に習う基本ステップが発展した形に過ぎないからです。
つまり、初心者ステップで習う、重要な基本動作を、そのまま上級ステップでもやっているだけです。
初級ステップと比べて上級ステップの一番の違う点が、身体を動かす『動作の範囲が大きい』ので、さすがに初級ステップで基本動作を完璧にマスターしたとしても、
それだけでいきなり上級ステップを踏めるまでにはなりませんが、初級ステップで習った基本を身体に馴染ませれば馴染ませるほど、確実に上達スピードは早まります。
つまり、「わかんない!できない!」
というストレスを感じる回数を極端に減らせることができるようになる、ということです。
なので、その点を踏まえて行動すれば、最初の時点でスムーズにダンスをスタートできるようになれます。
社交ダンスをやっている途中で挫折してしまう一番の原因が
⇩
「いつまでたってもステップがわからない、踊れない、ついていけない・・・」となり、
『自分だけが周りから置いてけぼりになること』です。
その典型例が、サークルなど経験者のいる中に、未経験者がいきなり飛び込んでしまうことです。
なにごとも最初が肝心です。
『まず基礎を最初の段階でしっかりと身に着けること、それが一番の近道であり最も確実な方法です。』
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