社交ダンスを踊る時の適切な呼吸法
こんにちは、稲田に託されて今回もパートナーである私がブログ記事を担当させていただきます(^^♪
今日のテーマは、
社交ダンスを踊る時の適切な呼吸法
について、お話ししていきます。
まだダンスを始めたばかりの方に多く見受けられることがあります。それは、息を止めながら踊っている。
という事実です。
息を止めてしまうと、筋肉は硬くなってしまいますし、逆に筋肉の緊張や強張りによって呼吸が浅くなってしまうのかもしれませんが、
ダンスを踊る時には、やはり体幹を使って姿勢をよくし、上手く呼吸運動につなげていきたいところです。
姿勢も大事ですが、今回は呼吸に関して考えてみます。
呼吸運動は日常では全く意識が及ばない動作ですが、ダンスや運動をする時はどうしているのでしょう。
まず、呼吸というそのものについて大まかに言うと、自発的に横隔膜という筋肉が緊張と収縮を繰り返すことにより空気が肺に出入りすることです。
酸素を血液によって全身の細胞に行き渡らせることでエネルギーが生まれます。そのエネルギーを効率よく使うためにも、息を止めずに踊りたいものです。
また、呼吸のしかたとして、さまざまな訓練方法があるとされています。
例えば、腹式呼吸を用いたヨガや気功では呼吸に集中することで心や内面に働きかけることができます。つまり、心を落ち着かせる効果があると言えますね。
身体の機能向上を目的とした武道やスポーツでは、その逆にリラックスしすぎないよう、より良いパフォーマンスに導かれないといけません。
やはり呼吸する事自体に訓練がとても重要です。
とは言っても、呼吸に集中し過ぎてしまうと身体に意識が行かなくなってしまいます。
なかなか難しいことと言えそうですが、身体の動きと連動して呼吸動作も行う練習は必要だと思います。
では、ダンスを踊る時に意識すると良い具体的な呼吸のやり方ですが、私が今まで踊ってきた中でベストだと思われる方法のパターンのうちの1つが下記の2つです。
① 息を吸い胸が膨らむ → 顔、腕、上半身が上がる ⇒ 意識が外へ向く
② 息を吐き胸が縮む → 胸が緩み背中が丸まる ⇒ 意識が内へ向く
ルンバを踊る時の呼吸を例にすると、①の動作の時にカウント「4・1」、②の動作の時にカウント「2・3」で踊る練習をします。呼吸を止めずに動きもスムーズになりたいですよね。