社交ダンスレディースシューズ 自分の足に合うお薦めの靴の選び方
社交ダンスレディース&メンズシューズ、
自分に足に合ったオススメの靴の選び方
ダンスインストラクターの稲田です。
今日は社交ダンスシューズのオススメの選び方についてお話ししていきます。
社交ダンスの靴は一般的な靴と違って、自分の足に合ったシューズ選びがとても重要です。
一般的な靴は普段生活に支障なく足のサイズに合っていればそれでOKですが、ダンスシューズはそれだけでは不十分です。
靴のサイズがフィットしていることは勿論、それプラス、踊った時の微妙な体重移動やバランスなど踊りやすさも考慮して選ばなければいけません。
勿論、初心者には何が踊りやすくて、どの靴が自分に合っているかの基準もわからないので、社交ダンスのシューズ選びはチンプンカンプンだと思います。
なので今日は社交ダンスのシューズ選びに失敗しないための最低限抑えておくべきポイント
についてお話ししていきます。
今回のシューズ選びの最低限のポイントを抑えておくことで、
「ダンスシューズ選びに失敗してしまった…」なんて事が防げます。
ダンスシューズは決して安くない買い物なので是非とも参考にしてみてください。
自分に足に合った社交ダンスの靴の選び方、失敗しないレディース用シューズの3つの見極め方
まずはレディース用シューズの選び方についてお話ししていきます。
その際のポイントは3つです。
1:社交ダンスのレディース用シューズは普段履いている靴のサイズよりも小さい物を選ぶ事
2:履いて立った時にカカトの部分がピッタリ合ったものを選ぶ
3:足の甲の部分がピッタリ合う事
順番に説明していきます。
Point1:社交ダンスのレディース用シューズは普段の靴のサイズよりも小さい物を選ぶ!
レディース用の社交ダンス用のサイズは普段日常生活で履いている靴のサイズよりも小さくなります。
なので普段の靴のサイズでダンスシューズを選んでしまうとブカブカで踊れない状態になってしまうので注意が必要です。
そして、全体的に言えることですが、社交ダンスの靴は革製品なので使っているうちに段々と伸びてきます。※使う頻度によりますが、それでも年単位で使ってくると男女ともにブカブカになってきます。
なので市販の靴選びのように少しサイズに余裕を持って靴を選ぶ
ということはしないでください、痛くならない程度に履いて立った時に出来るだけピッタリとしたサイズを選んでください。
ちなみに、ダンスシューズメーカによりますが、海外製のものはサイズ表記が”インチ”表記なので以下の表が参考になります。※日本はcm、英国はinc(インチ)になります。
つまりシューズの裏に”5”と書いていたら、5インチサイズなので、そのシューズは日本でいえば
24.5cmサイズのシューズということになります。
Point2:履いて立った時にカカトの部分がピッタリ合ったものを
上記の図を見て欲しいのですが、とにもかくにもまずここが一番押さえておきたいポイントです。
このポイントが満たされていないと話になりません、その靴はあなたとはご縁がなかったという事でカカトが合わなかった時点でサヨナラしてください。
カカトがズルズルと滑ってしまうので履くどころではなくなってしまいます。
これも余裕を持たさずにピッタリとした物を選んでください、長さがあっても足の横幅が合わないという場合は店員さんに「ワイドサイズありますか?」と聞いてみてください。
逆に長さがピッタリでも足の横幅が太い場合は「レギュラーサイズかスリムサイズありますか?」
と聞いてみて下さい。
※ダンスシューズには「スリム」「レギュラー」「ワイド」「エクストラワイド」があります、
シューズメーカーごとに独自の足幅サイズの規定を設けているのでA社のワイドサイズはB社にとってレギュラーサイズである。と言う事が良くあるので、やはり実際に履いてみないとわかりません。
間違っても最初の内は安いからと言って通販で買う事は避けてください、高い確率で失敗します。
自分に合うダンスシューズは色々試したけどやっぱり「A社の〇○!」とハッキリわかるまで通販には手を出さない方が良いでしょう。
あとヒールの高さ、そしてヒールのタイプ(形状)、というものがあります。
- 1.5″ Heels = 3.5cmヒール
- 2.0″ Heels = 5.5cmヒール
- 2.5″ Heels = 7cmヒール
- 3.0″ Heels = 8cmヒール
- 3.5″ Heels = 9cmヒール
あとヒールタイプには「フレアヒール」「コントラヒール」「スティレットヒール」等、色んな形状のヒールがありますが、初心者の内は、あまりこだわらずに、履いて立った時に重心が一番安定しているものを選べば良いです、要するに「これが一番シックリくるな…」という者を選ぶようにしてください。
Point3:足の甲の部分がピッタリ合う事
社交ダンスシューズ選びの最低限抑えておくべき最後のポイント3つめ、
足の甲の部分がピッタリ合う事、です。
女性のラテン用のシューズは靴の先があいている物が多く、スタンダートタイプのものは靴の先が閉じているタイプがあります。
●スタンダードタイプ ●ラテンタイプ
※初心者の内は兼用シューズもしくはスタンダードタイプで十分なので店員さんに
「初心者なんですがラテンモダン両方できる兼用タイプありますか?」と言えば持ってきてくれます。
兼用タイプにしろ、スタンダードタイプ、ラテンタイプにしろ、今日、お話ししたポイントを抑えてシューズ選びをすることには変わりません。
ポイント3の足の甲の部分がピッタリ合う事、
この部分についても、市販靴の選ぶ時のように少し幅の余裕を持って選ぶ、NGです。
冒頭で述べたように、社交ダンスのシューズは革製品なので、使っているうちに革が伸びてきます、つまり買ったときよりも革の部分が緩んでくる、ので必ず、痛くない程度にピッタリ合うものを選んでください。
※ちなみにラテン用を買うなら気にならないのでしたら、多少は足の指先が出ても良いでしょう。(気になる場合は長さもピッタリの物を選びましょう)
スタンダードタイプや兼用タイプのシューズは指先が当たって窮屈なものは避けてください(外反母趾の要因になります。)
まとめ
いかがだったでしょうか?ダンスシューズ選びはとても難しい物なので、とりあえず今日お話しした3つのポイントを押さえておけば初心者でも、シューズ選びに早々失敗することは無いはずです。
でもやはり履きこんでいくと、もっと自分に合った靴が欲しいと思うようになるので、地道に試着しながら自分の足にピッタリと合った靴を探していくしかありません。
でもとりあえず初心者の内はそこまでこだわらずに今日お話しした3つのポイントを抑えて、まずは履き心地が悪くない靴を選びましょう。
踊りが上達していくうちに、自分に合う靴も変わっていくので、焦らなくて大丈夫です。
経験していくうちに、必ずあなた自身に合う靴が見つかりますので、まずは今日お話しして3つのポイントを抑えてください。
今日お話ししてポイントをまとめ&おさらいすると
1:社交ダンスのレディース用シューズは普段履いている靴のサイズよりも小さい物を選ぶ事
2:履いて立った時にカカトの部分がピッタリ合ったものを選ぶ
3:足の甲の部分がピッタリ合う事
買いたての新品の靴は革が固いので、靴ずれ、の原因になります。
その時は、痛い部分に当たっている靴の部分を思い切り、手で「グニャグニャッ!」と揉みほぐして柔らかくなるまで揉みほぐしまくってください、革が柔らかくなってくると履いた時の痛みもなくなってきます。