社交ダンスのチャチャチャを踊るコツ

社交ダンスのチャチャチャを踊るコツ

どうもダンスインストラクターの稲田です。

前回は社交ダンスンのラテン種目のチャチャチャに挑戦してみよう!ということで、参考動画を見ながらチャチャチャがどんな踊りなのかについてお話ししましたね。

 

社交ダンスのチャチャチャに挑戦

 

チャチャチャの特徴は他の種目に比べてテンポが速めの小刻みなステップが多い、一見難しそうに見えるのが特徴のダンスです。

 

ですが、何事も慣れていくと徐々にできるようになっていくのと同じようんチャチャチャも踊っているうちに少しずつ慣れていきますので、焦らずに一歩一歩、着実にやればできるようになりますので大丈夫ですよ。

さてチャチャチャの特徴は【2・3・4&1】=「ツースリーフォーエンドワン」

とカウントしていきますが、もしくは【2・3・チャチャチャ】=「ツースリーチャチャチャ」とカウントを取りながら踊っていきます。

その時に、「チャチャチャ(4&1)」の時に、ロックステップという、足を交差してステップ、するか、もしくは、

「開く・閉じる・開く」のchasse(シャッセ)の動作が特徴的なダンスですね。

最初の内は早いアップテンポなリズムに戸惑って、ついていくのがやっとかもしれませんが、その大きな原因の一つに”音楽のとり方”にあります。

 

社交ダンスの特徴の1つとして、”踊り方の見た目””本人がやっている意識”に大きな隔たりがある事が多分にあります。

 

どういうことかというと、例えば、クルクルと回転するステップがあるとして、見た目で判断すると本人も回って回転動作を行っているように見えますが、実は本人は回っている感覚はよりも、

「前進動作をして半回転しながら今度は後退してから半回転して、また前進して…」を繰り返してい回転しているように見せているんです。※実際に回転の運動だけを行っていれば進まずにその場でコマのように回り続けるですからね。

と言うような感じで、チャチャチャも速いテンポを「ツースリーチャチャチャ!」と連続して取っているわけではなく、そうやってとると忙しくなってしまい、曲に間に合わなくなります。

なので、「2・3・チャチャチャ(4&1)」と言う風に、5つのテンポで取らずに、

「”2”・”3”・”4&” ”1”」と言う風に、4拍でカウントを取るようにしてください。

 

つまり「2・3・4&1」の”4&”の”&”を

 

1/2拍で取らずに、”4&”を一拍の1つの音として考えます。

プラス、”4&”の時のステップも1つのセットのステップとして踏みます。

 

例えばロックする時は、”前進⇒足を交差して掛ける⇒交差した脚をほどいて前進”

とやらないで。

前進してすぐに足を前足に交差して掛ける、という2つの動作をワンセットのステップ動作として行います。

つまり”4”と”&”という  1/2拍ずつの音を1拍で取り、その時に前進⇒前進した足の後ろに交差する、、という1動作をセットで行う事で、音に余裕ができ身体の動作的にも余裕ができるようになります。

 

これはロックするステップの時も同じだし、chasseをする時も同じです。

それ以外のステップ全て、つまり【4&1(チャチャチャ)】という音を取る時は全て、

「”4&”で⇒1拍 1で⇒”1拍”」としてカウントを取るようにして踊り続けていきます。

決して  4&1⇒「1/2拍、1/2拍、1拍」と言うような音でカウントしないでくださいね。

とても音に間に合わなくなりますので、ダンスどころでなくなってしまいます。

これがまず最初に、、、と言うかまずステップを覚える事が最初ですが、その次に一人で練習する時は今お話ししたように「2・3・4&1」を必ず”1拍”ずつの4拍子で取りながら踊るようにすることに最初から慣れていくと後々が楽になっていくのでぜひ取り入れてみてくださいね。

追伸;先ほども触れましたが、動画は全てを映し出していません、動画で踊っている姿と本人が意識してやっていることが真逆であるケースが多くあるのが社交ダンスです。

回転の連続動作を行っていても、本人は実は真っ直ぐに前進して、後退して、、、、という2つの運動に”腕の振り”や”身体の傾斜”を加えているだけ、と言うような場合です。

 

とりあえず今日はチャチャチャをスムーズに踊るために必要な”コツ”の中で特に重要度が高く、かつ”超基本”である、音の取り方についてお話ししました。

次回は「チャチャチャで重要な足の使い方」についてお話しますね!

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