社交ダンスチャチャチャの基本ステップ”ハンド トゥーハンド”のコツ
社交ダンスチャチャチャの基本ステップ”ハンド トゥーハンド”のコツ
前回は社交ダンスのチャチャチャのニューヨークのコツについてお話ししました。
さて本日は、これもまたチャチャチャで初心者では必ずと言っていいほど、やるステップ
「ハンド トゥー ハンド(Hand to Hands)」についてお話ししてきますね、それでは本日のレッスンをスタートします。
それでは早速、ステップを動画で確認してみましょう。
わりと見た目は簡単に見えますが、前回の記事を見た、あなたなはこの動画を見てこう思ったかもしれませんね。
「ニューヨークの逆バージョンのステップかな?」
確かに一見そう見えますが、意外と、ニューヨークよりもこのハンドトゥーハンドの方が難易度は高いです。
なぜかと言うと、私達は、前に歩くことには普段から慣れていますが、こと後ろに動くことは滅多にしないので、実際にハンドトゥーハンドをやってみればお分かりの通り、難しいステップであることに気付くと思います。
そしてニューヨークと似ていますが、ニューヨークとの大きな違いは一歩で一気に90度回転して後退します※これが意外と難しい…
なのでその点を踏まえて本日もそのコツについてお話ししていきますね。
まずはカウント「2」で90度回転してお互いに後ろに後退するのがハンドトゥーハンドなのですが、この時にやはりポイントは、前回のニューヨークの部分でも触れた、90度に開く前に➡互いの右股関節同士が向き合っているかを確認します。
そしてその位置を確認したら、カウント「2」で90度回転して男女それぞれ、後退します。
そして次に『2つめのポイント』が、
繋いでいる手を開く方向に差し出すような動作をしてから後退します(男性が女性をエスコートするような態勢です)⇩
どういう事かと言うと、まず最初の開くとき、互いに90度回転してから男子が左足後退、女子が右足後退する時、
互いに組んでいるグリップを男性は前に差し出すような意識で手を前に出すことによってハンドツーハンドの後退歩の時の90度の回転動作がスムーズに行えるようになります。
この動作が無いと脚部だけで90度の回転動作を行わなければいけなくなりますので、とてもやりにくいです。
女子は男子のリードを受けてから女性自身の左手を開く方向に前に差し出してから自分の回転動作を行い右足を後退します。
そしてカウント”3”で男子は右足に体重を移して(女子は左足に移して)シャッセを行います。※この移したときの体重移動は、男性なら左足のボールはまだ床に着いたままで右足に体重を移します、女子はその逆を行いますので右足のボールはまだ床に着けたままで左足に体重を移して残りのステップを行います。
ちなみに、このカウント「”3”」の時の前足に重心を移す際に目線を少し相手の方向に送りながらやるとステップしやすくなります。
そしてそのまま次の「”4&1」”でシャッセを行います。
反対側のハンドトゥーハンドも同じ要領で行います。
チャチャチャのハンドトゥーハンドのポイントは3つ
ポイント1:まず始める前に互いの右股関節同士が向かい合っている位置で立つこと
ポイント2:最初の回転の時に男子は組んでいる右手回転方向に女性をエスコートするようなイメージで右手を差し出しながら90度回転して左足後退する、女性も回転方向に左手を前に差し出しながら90度回転して右足後退する
ポイント3:カウント”3”で前足に体重を移すときに、相手の方向に目線を送りながら行うとステップしやすくなる、そして残りのステップのシャッセに繋げる
これがハンドトゥーハンド3つのpointです、是非お試しあれ!
初心者にはわかり易く、経験者はメキメキと上達する、都内、横浜、千葉にある社交ダンス会場はコチラ