初めての社交ダンス入門編《ブルースのステップをやってみよう!》

初めての社交ダンス 入門編 ブルースとは?

ダンス入門者にはブルースから始める場合が多いですが、なんせ初めてのダンスなので、文字通り右も左もわからない状態、1歩足を出すだけでも混乱すると思います。

 

入門者の誰もが通る道です。

 

本日はそんな「初めてのブルース」を混乱しないように踊るための方法についてやっていきます。

 

そもそも、他の種目よりもステップがシンプルなブルースなのにどうしてこうも混乱するのか?
ダンスが初めてということも大きいのですが、もっと根本的な問題があります。

 

なのでその根本部分に着目して、どうすればブルースを混乱せずに踊れるようになれるか?

 

その部分についてやっていきます。

 

ブルースを踊れない一番の理由

のっけからその理由を言うと『ブルースの全体像を把握していないから』

 

初めてのダンスなので、とにかく先生の言われた通りに、1歩1歩ステップを覚えようとしますが、それも正しい方法ですが、1つ1つに集中してしまうので他の部分が見えなくなります。

 

『木を見て森を見ず』の状態になり易いです。

 

これはダンス以外でも同じだと思いますが初めてだから仕方がないとはいえ、それでも全体像を見ると少し頭が整理されるのは事実ですので、1歩1歩のステップを覚えつつ、全体像も見てみると頭の中が整理されてブルースのステップが覚えやすくなります。

 

余談ですが、社交ダンスの主要な種目は全部で10種類あります。

 

「ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、ベニーズワルツ」

そして、

「ルンバ、チャチャチャ、サンバ、パソドブレ、ジャイブ」です。

 

 

しかし今日お話しするブルースという種目はその10個の種目の中に入っておりません。

 

 

なぜなら先ほど10種目は競技会種目になっている主要種目であり、ブルースという種目はそれには入っていません。

 

 

つまりブルースは実質的にダンス未経験者・入門者向け専用の種目として位置付けられています。

 

 

勿論、先ほどの主要10種目にも初心者ステップもあるのですが、ブルースはよりダンス未経験者の入門編としての簡単かつシンプルなステップで構成されていますので、

 

 

「ダンス自体が全くの初めて!」という人に最も適した種目ともいえます。

 


それにブルースはダンスパーティーでも踊られるので初心者の頃だけやって終わりではなく、その後も使える種目ですので、覚えておいた方が良い種目です。

 

 

ダンス経験が浅い初心者でもフロアデビューが容易な種目ですし、テンポもゆっくりなので入門者にはもってこいの種目です。

 

 

そんな予備知識でも知っておくと、ブルースだけではなく、社交ダンスの全体像の把握になるので、「そうなんだ」程度でも知っておくと良いです。

 

 

なぜ全体像を把握するとブルースが踊れるようになるのか?

これはブルースだけに限りませんが、踊っていると、混乱したり、ステップがわからなくなる大きな原因の1つに、

 

『次何をすればいいのか?』

 

という、方向を見失ってしまうことが大きな要因です。

 

山登りやハイキングでいえば、スタート地点とゴール地点までのだいたいの大よその経路をある程度決めておくと、移動がスムーズなのと同じですね。

 

なのでブルースでも、それと同様に、あらかじめ、どのステップを使い、おおよそのルートをイメージしておくとブルース攻略の難易度が下がります。

 

 

ブルースってどういう踊り?

ではまず、ブルースとは実際にどのように踊るのか見た方がわかり易いと思うので下の動画をますは見てみましょう。

 

 

それではステップを順番に見ていきましょう。

 

ブルースのステップのルーティン

1つ1つのステップを順番に組み合わせたものをルーティン(routine)※日本語で決められた方法などと訳しますが、要するに1つ1つのステップを組合せたステップの順番ということです。

 

そして今日やるブルースのステップのルーティン(順番)は下記のとおりです。

 

1:クウォーターターントゥーライト(Quarter turn to right)

 

2:クウォーターターントゥーレフト(Quarter turn to left)3:4:

 

3:ナチュラルピボットターン(Natural pivot turn)

 

4:プロムナード(promenade)

 

 

クウォーターターントゥーライト①(Quarter turn to right)とクウォーターターントゥーレフト②(Quarter turn to left)

まずは最初の1つ目のステップ、クウォーターターン トゥーライト、要するに右に90度(Quarter=1/4、つまり360度の1/4=90度という意味)方向転換するステップです、これは男性が前進、女性が後退から始めます。

 

最初にクウォーターターン トゥーライトで右に1/4回転(90度)した後、
次は②のクオーターターンツーレフトをやります、つまり左に1/4回転(90度)方向を転換するステップです、これは男性後退、女性が前進から始めるステップです。

 

まずは、①と②のクウォーターターンのライトとレフトを繰り返して、ステップに慣れましょう。

 

ではその①と②のクウォーターターンのライトとレフトの動画を見てみましょう

 

 

初めての社交ダンス入門編ブルースステップ③:
ナチュラルピボットターン(Natural pivot turn)

ナチュラルピボットターンに入る前に必ずクウォーターターンツーライトをやってから➡ナチュラルピボットターンに入りましょう。


ちなみに、社交ダンス用語として、右回りの方向を=Natural回転と言います、つまりナチュラルターン(Natural Pivot  turn)は”右(軸)”回転という意味です。

 

そして左回転は、右回り=Natural の逆なので➡リバース=左回転、となりますリバースは日本語で”逆”の意味)

 

要するに、ナチュラル=右回転、リバース=左回転、と覚えればOKです。

 

ナチュラルピボットターン=右に回転する、という事になります。
※ちなみにPIVOTは日本語で回転軸という意味です。

 

初めての社交ダンス入門編ブルースステップ④:
プロムナード(promenade)


最後、4つ目がプロムナード(promenade)⇒
日本語で「散歩する、散歩道、遊歩」と訳します。

2人で一緒に同じ方向を見ながら散歩しているような様から、プロムナードというダンス用語が付いたと言われています。

ちなみに男性が左を向き、女性が右を向いて二人同じ方向に顔が向く身体の位置を
⇒『プロムナードポジション』と言います。

 

このポジションになるとプロムナードのステップに入りますが、その時男性のリードとしては右ポケットを女性にコンタクト(着けた)まま、男性は自分の左ボディを左に回して体を開きます。※いまはできなくても、やっていくうちに慣れてきて出来るようになるので大丈夫です。

 

 

 

初めての時は混乱しやすいので、特にブルースはステップ自体はシンプルに見えるので
見慣れてくると尚更、

 

 

 

「なんでこんな簡単なこともできないんだ!」とイライラすることもありますが、とりあえずの気持ちで取組んでください。

 

 

慣れれば必ずできるようになります、そして実はダンスは簡単に見えるだけ、で実は見た目よりも簡単ではないのが社交ダンスですが、でも焦らずに落ち着いてやれば必ずできるようになりますので、じっくりやっていくことが大切です。

 

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