社交ダンスワルツ初心者基本：ナチュラルスピンターンからのルーティン後編
社交ダンスワルツ初心者基本：ナチュラルスピンターンからのルーティン《後編》
どうも、ダンスインストラクターの稲田です。
前回の続きです。
前回はナチュラルスピンターンを使った初心者用のルーティンで前半部分である、
ナチュラルスピンターン⇒リバースターンの4歩～6歩
までを解説しました。
そして本日は今回のルーティンの後半部分のステップ３とステップ４についての流れをお話ししていきます。
ステップ１：ナチュラルスピンターン
ステップ２：リバースターンの4歩～6歩
ステップ３：リバースターン ←ここ
ステップ４：クローズドチェンジ ←ここ
まずは前回からの「ステップ１」からの今回やるステップ３とステップ４までのステップの全体の流れを再確認します⤵
上記から続けて下記のステップ３とステップ４の流れに繋がります⤵
では今回のテーマであるステップ３の「リバースターン」とステップ４「クローズドチェンジ」の足形を1つずつ見ていきましょう。
ステップ３：リバースターン
※女性は0：21～から
前々回の記事でもお話ししましたが、このリバースターンのポイントは男女とも自分から見て、左斜め後方（45度）に視線を送りながらステップを行うのがコツ、という内容をお話ししましたね、
同じリバースターンなのでポイントは全く同じです。
つまり男女共に、自分自身のから見て左斜め後方に視線を送り続けながらステップを行っていきます。
ちなみに今後出てくる、リバース系の（左回転系の）ステップはこの”左後方に視線を向けながら踊る”というのが基本スタンスです。
このリバースターンをステップした後は、最後の「ステップ４」のクローズドチェンジに繋がります。
ステップ４：クローズドチェンジ
「クローズドチェンジ」はいわば”繋ぎ役”の役割を果たすステップともいえます。
ここでは一歩目が男性が左足前進歩、女性が右足後退歩で始める場合のクローズドチェンジを行っています。
※女性は0：31～からです。
まとめ
前回までのまとめです。
ステップ１：ナチュラルスピンターン
ステップ２：リバースターンの4歩～6歩（リバースターンの後半部）
ステップ３：リバースターン（男性左足前進、女性右足後退から始める6歩のリバースターン）
ステップ４：クローズドチェンジ（男性左足前進、女性右足後退歩から始めるクローズドチェンジ）
ナチュラルターンの踊る際のポイントは、互いの右股関節の前後のラインをコンタクトして位置をしっかり合わせてホールドを組む。
リバースターンは男子、女子、共に、自分自身から見て、後ろ斜め45度に視線を送り続けながらリバースターンを行う。※基本的にリバース系のステップは全てこの要素を含んでいます。
いかがでしょうか？ここまで２つのワルツの基本ルーティンについて解説してきました。
まずこの２種類のワルツの基本ルーティンを押さえる事が重要です。
このルーティンをまず押さえて、ワルツの音楽の流れを身体に覚えさせたら、比較的、スムーズに次の段階に入る事ができるようになります。
混乱して、自分がどこにいるかわからなくなったり、新しいステップが全く覚えられない！というストレスの原因は、全て、踏むべき段階をずっ飛ばしてしまっている事が大きな原因の1つです。
小学生の頃の算数で、足し算引き算もままならないまま、いきなり割り算や掛け算に突入するようなものです。
これでは混乱するのも当然ですよね。
まずはしっかりと一歩一歩、着実に踏むべき段階を踏んでいくことが上達の秘訣です。
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