社交ダンスサンバ初級編《初心者用基本ステップ②(前編)》
社交ダンスサンバ初級編《初心者用基本ステップ②(前編)》
前回はコチラの記事で社交ダンスサンバの初心者向けルーティン①のお話しをしましたね。
前回は、比較的サンバの基本ステップを集めたルーティンでしたので本日は前回よりもちょっとだけステップアップしたルーティンをご紹介しながら、いつものようにステップのポイントとコツについてお話ししていきます。
それでは本日も張り切ってまいりましょう！レッスンスタート！
今回参考にするサンバのルーティンはコチラの動画内のステップを参考にしていきたいと思います。
動画内のサンバステップのルーティンをまとめると
①リバースベーシックムーブメント 1a2 3a4 5a6 7a8
②ホイスク 1a2 3a4 5a6 7a8
③ボルタムーブメント (a)SSaSS a5a6a7a8
④サンバロックス QQS QQS QQS QQS
⑤シャドーボタフォゴ 1a2 3a4
⑥クリスクロスボルタ 1a23a4 5a6a7a8
⇩
そして②のサンバホイスクに戻って繰り返します。
①リバースベーシックムーブメント
サンバのリバースベーシックムーブメントのポイントは””前進⇔後退””の運動ではありません。
あくまでもバウンスアクション（膝の曲げ伸ばし運動）の結果のステップであるので上下の運動の結果…
『男性左足前進からスタート』『女性右足後退歩からスタート』するのでが重要です。
ただバウンスアクションは慣れが必要なので、自分の出来る範囲でのバウンスアクションの上で各ステップの”前進歩（後退歩）を行います。
※ちなみに、リバースベーシックムーブメントとナチュラルムーブメントの違いの覚え方として、『リバース』と名の付くステップはすべて男性一歩目が”左足から”始まります※女性一歩目は”右足から”始められます※ナチュラルはその逆です。
②ホイスクトゥーライト＆ホイスクトゥーレフト
続いて、次のステップは『ホイスクトゥーライトとホイスクトゥーレフト』
こちらのポイントは①の『リバースベーシックムーブメント』と同じ、バウンスアクションの結果で行われるステップです。
膝の曲げ伸ばし運動であるバウンスアクションから横にステップされます※バウンスアクションが無い単なるただ左右の移動ステップにはならないことが重要です。
そして先ほどのリバースベーシックムーブメント同様に、お互いの右股関節の位置を合わせてコモンセンターの位置にお互いに立ってから、ホールドを組むことが大切です。
正しいラテンホールドの組み方を以前の記事でもお話ししていますが、覚えていますでしょうか？
⇩
『正しいラテンホールド』と『コモンセンター』と二つは常にワンセットで行う事で、正しい踊り、つまり”スムーズなダンスを踊る事”が可能にします。
ステップ③ボルタムーブメント
一番最初の冒頭で見た白人カップルが踊っている動画の③つめのステップ、クリスクロスボルタについては下記の動画でいう所の後半部分だけを踊っています※つまり下記動画の男性が手前に来て、女性が奥側の位置でボルタのステップを踏んでいる部分だけを踊っている。
そして、今回のルーティンのやり方に限って言えば、クリスクロスボルタのポイントはとにかく二人のコモンセンターの意識を外さない、つまり右股関節同士の位置をキープすることがポイントです。
まとめ
①リバースベーシックムーブメントと②ホイスクは、あくまでバウンスアクションの結果の動きであり、単なる前後、横移動のステップ移動ではない。
③ボルタムーブメントはコモンセンターを保ちながらクローズドポジションのままバウンスアクションをしながらステップを行う。
次回は後半のステップ、④サンバロックスから続きをお話ししていきます。
