社交ダンスサンバ初級編《初心者用基本ステップ➀》

社交ダンスサンバ初級編《初心者用基本ステップ➀》

前回は社交ダンスワルツのステップ、『プログレッシブトゥーライト』を入れた初心者向けルーティンの全体的なポイントについてお話ししました。

社交ダンスワルツ初心者用基本ルーティン”chasse to right”

さて本日はワルツがしばらく続いたので、今度はサンバの初心者向けベーシックルーティンについてお話ししていこうと思います。

 

それでは本日のレッスンスタートです!!!

 

 

 

【本日のサンバのルーティンメニュー】

ステップ1:サンバウォークス×4回

ステップ2:プロムナードアンド カウンタープロムナードランズ

ステップ3:サンバウォークス×2回

ステップ4:リバースターン

 

ステップ1~ステップ4の流れはコチラの動画から確認できます。

 

ステップ1:サンバウォークス

ちなみにサンバウォークスについては以前の記事でもお話ししましたね。

社交ダンスサンバ初心者基本、サンバウォークとサイドサンバウォーク

 

 

 

とりあえず、今回の流れを覚えるためにはサンバウォークスの足型を確認します。

まずはサンバウォークスのステップを確認しましょう。

【サンバウォークスのポイント】

基本的にサンバウォークは男女共に、ただ正面に面して踊っているように見えますが、実はプロムナードポジションというお互いの決まった位置で立っています。

 

プロムナードポジション(略してPP)とは⇒進行方向に対して男子が左側に立ちながら体を約45度左に開き、女子は反対の右側に立って体を右に約45度開いて二人で”V字に開くことを言います。※男女の位置が入れ替わり、男が右に45度体を開き、女子が左に約45度体を開いて二人でV字に開くことを、カウンタープロムナードポジション(略してCPPといいます。

 

 

とにかくまずはPPの位置に開きましょう。

 

とりあえず互いに向かい合って、互いの右股関節同士を前後のライン上に合わせます※つまり二人の身体の右半分同士が向かい合った状態です。

その位置から、男性は右股関節を軸に左サイドを後ろに引いて左側のV字を作ります。

 

女子は左足体重なので左股関節を支点にして右股関節を後ろに引き、右側のV字を作ります。

 

これによって綺麗なプロムナードポジションの形を二人で作ることができます。

 

【※ちなみに次にやる下記のプロムナードアンドカウンタープロムナードランの時にはPPとは逆のCPPのポジションも使います。

 

CPPのポジションの作り方は男女の位置が入れ替わり、PPで男子がやる仕事を女子が行い、同じくPPの時に女子がやった仕事をだんしがやれば綺麗で正しいCPPのポジションを作れます】

 

 

その位置で上記の動画のようにサンバウォークのステップを踏んでいきます。

 

ステップ2:プロムナードアンドカウンタープロムナードランズ

コチラのステップも動画で確認します。

サンバのプロムナードアンドカウンタープロムナードランズも以前こちらの記事でお話ししました。

サンバプロムナードランを踊るときのよくあるトラブル

 

 

今回はより詳しくお話しするとですね、
ステップ名が”プロムナード”アンド”カウンタープロムナード”ラン…つまりその文字通りに、

 

プロムナードポジションと、カウンタープロムナードポジションの位置で、走る様にステップする、、、

という意味です。

 

 

つまり、先ほどの、コモンセンターの位置を始点にして、そこから男子が左側に、女子が右側に体を開いて二人で”V字の形を作って開く”

 

 

そして今度は、先ほど暴動でも話したカウンタープロムナードポジションとを作ります。

 

カウンタープロムナードポジションはプロムナードポジションの逆に立ちますが最初の内は中々スムーズに位置関係をチェンジできないと思いますのでポイントとして、取りあえずは…

 

【素早く入れ替わる】

つまり、男子が左側にいたら、次ステップする時、右側のポジションに素早く回り込む意識で行ってくれればOKです※逆も同じで左側から素早く右側のポジションに回り込む意識でやります、これは女性も同じです。

 

 

ステップ3はステップ1と同じサンバウォークなので、割愛します。

 

 

 

ステップ4:リバースターン

【リバースターン】と言うステップはワルツにもありますし、タンゴにも、そしてスローフォックストロットと言うスタンダード種目にも”リバースターン”というステップがあるので混乱してしまいますが。

 

サンバのリバースターンは目に見えて異なります。

こちらで確認すると...

 

それでこちらがワルツの「リバースターン」

 

おわかりでしょうか?

 

後退側の人に注目してほしいのですが、よくよく見てみると、ワルツのリバースターンは、

【後退⇒横⇒閉じる】ですが、

 

 

サンバのリバースターンは、後退側の人が

【後退⇒左足を右足に閉じる⇒右足に体重を乗せる】という風に、サンバのリバースターンは後退から”横”にステップせず、左足にステップした右足を閉じています。

 

 

これはサンバ独特の膝の曲げ伸ばし運動(バウンスアクション)の結果、起きている事なのですが、要するに、サンバは左右の運動よりも上下運動が強いので、その分だけ横にステップする歩幅が短く縮小され、結果的に横へのステップするはずが左足が右足にほぼ閉じているようなステップになります。

 

 

その点を踏まえてもう一度見てみましょう。

いかがでしょうか?映像だと若干ですが、そのように見えますよね。

 

あくまでこれはバウンスアクションの結果で起こっている事なので、現代階ではバウンスアクションの動きにまだ慣れていないと思うので、出来る範囲で構いません。

 

 

 

まとめ

●サンバウォークは互いのコモンセンターを意識しながら”V字に開き”プロムナードのポジションに開いてサンバウォークのステップを行う。

 

●プロムナードアンドカウンタープロムナードは素早く回り込むのがポイント

 

●サンバのリバースターンは後退⇒左足は右足にクローズ⇒右足体重※但しあくまでもバウンスアクションの結果に起こる状態のなので出来るだけで良い。

つまり今の段階ではバウンスアクションになれていないので、出来るだけ右足に左足を閉じる意識を持つ程度で良い。

 

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