社交ダンスルンバのアレマーナの足型&踊る時のポイント

社交ダンスルンバのアレマーナの足型&踊る時のポイント

前回は社交ダンス初心者がまず最初に頭を悩ませる問題

 

「ダンスステップが覚えられない」についての解決策についてお話ししました

初心者の為の社交ダンスステップの覚え方

 

 

ルンバのステップ『アレマーナ』が重要な理由

さて、本日のテーマは社交ダンスのラテン種目のルンバの基本ステップである、『アレマーナ』の踊り方のコツについてお話ししていきたいと思います。

 

 

アレマーナはルンバの基本ステップの中でも特に”Aランク”並みに重要です、なぜかというと、ルンバの基本ステップは全部で26種類程ありますが、その中の殆どのステップがアレマーナの続行、つまりアレマーナの次に続けて踊るステップだからです。

 

 

《続行》とは、社交ダンスでは続けて行われるステップを指します。

 

 

要するに、、

 

『アレマーナの次に踊られる続行のステップはハンドツーハンドです!』

 

という感じの意味で使われたりします。

 

 

つまり何を言いたいかというと、要はルンバ基本ステップの多くのパターンがアレマーナと繋げて踊られるステップが多いんです。

 

つまり、

『アレマーナからロープスピニング』

 

『アレマーナからハンドツーハンド』

 

『アレマーナからオープニングアウトツーR&L』

 

という具合に、アレマーナから繋げて踊られる”続行の”ステップが多いのでアレマーナのポイントを押さえておかないと続けて踊れられない!

 

という事になってしまうということであり、、、

 

【アレマーナを覚えないとルンバの基本ステップの殆どが踊れなくなってしまう!】

という事になります。

 

 

ですので、”アレマーナ”は「重要度Aランク」という理由がそこにあります。

 

ですのでアレマーナは要チェックのステップです。

 

では本日も張り切ってまいりましょう。

 

今日のレッスンスタートです!!

 

 

アレマーナの足型を確認しよう

アレマーナの重要さがわかったところで、次はアレマーナの足型とワンポイントを動画で確認しましょう。

 

アレマーナは全部で6歩のステップです。

 

ファンポジションから始めるオーソドックスなバージョンから始めた方がわかりやすいです。

 

ファンポジションとは以前のコチラの記事でもお話ししたファンというステップが終わった後のポジションの事です。⇩

ルンバのファンの踊り方のコツ

 

 

ファンポジションとは上記の動画で言えば開始後「0:10」の二人が踊り始める前の男女の位置関係のことですね。

これ⇩

 

そして本日お話しする、アレマーナのポイントは全部で2つあります。

 

ルンバのアレマーナポイント➀~女子のポイント~

まずポイントの1つめ、まずは女子のポイント、

女子のアレマーナのポイントは、女子左足前進歩からの4歩目~6歩目です※再度、さきほどの動画をチェック!!

この時、『小さい円の中を3歩前進する意識』で後半部分であるアレマーナの4歩目から6歩目を踏んでいきます。

 

 

この時の3歩の前進歩は、最初はまずしっかりと直進する意識で行うことが重要で、決して蛇行しながら三歩のステップを行うのではないという事です。

 

そしてステップに慣れてきたら次には(ここからはできる人だけで構いません)女子4歩目の左足の前進歩の時、左足の外側(アウトサイド)にある小指と薬指の”先っちょ部分”をまず床にポイント(床に触れる)してから、左足全体を床に着地し体重を乗せることで4歩目のステップを行うとスムーズにステップができます。

 

つまり、最初の段階でやった素直に3歩とも前進する感覚に、一味加えます。

最初の段階の時のように4歩目の左足前進した後、そのまま左足に全体重を乗せずに…

 

まず最初に左足の小指&薬指をポイントを行ってから⇒左足に体重を乗せる

という一連の動作を4歩目で意識して行うと見た目も様になり、かつスムーズにステップができます※もちろん練習して慣れることが必要ですが。

 

因みにこの動作をディレイドウォーク、といいます。

 

「delade=遅らせる」という意味があり、つまり体重の乗りを、あえて遅らせることで、男女の正しい位置関係をキープしつつ、かつ円を描くように3歩前進する事が出来るようになるのでステップがスムーズに踏めるようになります。

 

 

できるとわかりますが、女子のこのディレイドウォーク動作をする事で、ただ3歩前進する時よりもステップ動作がより踊り易くなります。

 

 

アレマーナのように「2・3・41」という短い1小節の時間内でまともに、アッチコッチに方向転換しながら三歩前進するともなると、とても難しいです。

 

でも、このディレイドウォークを取り入れることで、3歩を方向転換しながらの前進歩する状態から➡円を描くようにスムーズにアレマーナの後半部分の3歩を踊れるようになります。

 

ルンバのアレマーナのポイント2:男性のリード

そして次の2つめのポイントは男性です。

 

男性はアレマーナへリードする際のコツを理解しておくと良いです。

 

アレマーナの三歩目の時に男子は組んでいる左手を顔くらいの高さまで上げますよね、丁度この時です。

 

この時の男性の左手の指の向きがポイントです。

 

男性自身から見た手の向きを『おおよそ10時の方向に向ける』のがポイントです➡「10時の方向」とは要するに、男性の左手を自身の視点から見て左斜め上45度に傾けるということです。

 

おおよそ約10時の方向とは、つまりこういう感じです。

 

男性は下図の方向を意識して、自分の左指先の方向を自分から見て『左斜め上』に向けることで相手の女性に、「次はアレマーナですよ」をリードを伝えることができるようになります。

左手を左斜め上45度に向けることで初めて女性は男性の左腕の下で3歩前進のアレマナ―ナ4~6歩のステップをしてくれます。※ちなみに1時の方向、要は男性視点から見て左指を自身の視点から見た右斜め上45度に向けると、「ホッキ―スティック」のリードになります。

 

ホッキ―スティックについては以前お話ししましたね覚えていますか

ホッキ―スティックを含む、よく使うルンバの基本ステップ

 

 

ルンバアレマーナの足型と踊り方のコツまとめ

➀女性はアレマーナ後半部分である4歩~6歩をしっかり前進することから始める(決してカーブ=蛇行しながらステップしないこと)あくまで3歩の直線ステップであることをまずは意識し、ステップに慣れてきたら、徐々に4歩目のディレイドウォークを取り入れていく。

 

②男性はアレマーナの三歩目の時、自分の左手を上げるがこの時に、約10時の方向に左手の指先を向けることで女子へのアレマーナリードとなる※1時の方向に向けるとホッキ―スティックのリードになる。

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