ルンバを踊る時こんな間違いをしてませんか?効果的なルンバのリズムの取り方
ルンバを踊る時こんな間違いをしてませんか?効果的なルンバのリズムの取り方
『ルンバのカウントが取れない!なんで2からスタートなの?!』ルンバを習うとき誰もが最初に感じる疑問です。
本日はその対処法についてお話ししていきます。
『カウント2で出るぞ!』その事ばかりに気を取られてしまい、肝心のステップどころではなくなってしまいます。慣れていないこともありますが、もっと根本的なある問題点があります。
本日はその根本的な問題点を解決して、ルンバのカウントを余裕で取れるコツについて話していきます。
なぜ「2」のカウントの時に出られないのか?
その原因の答えは・・・
「カウント2でいきなりでようとしているから」
です。
「え?」と思ったと思いますが、人は急には動けません、必ず準備が必要ですよね。
例えば、運動会の徒競走で先生が号令で必ず、
「よーい、ドン!」といいますよね。
あれと同じで、ルンバにも「用意(よーい)」が必要なんです。
つまり、ルンバの本当のスタートのカウントは「2」でも「4」でもなく他の種目と同じ、最初の「カウント”1”から」なんです。
ちなみに『なんでカウント2から動き始めるんだ?』と思うとおもいますが、実はルンバには2種類ありまして、カウント2から始めるルンバは「キューバンルンバ」と呼ばれる種類のルンバでこっちのルンバが一般的に主流な方のルンバです。
もう1つの方のルンバが「スクウェアルンバ」といって、ボックスルンバとも呼んだりもしますが、このスクウェアルンバは1歩目のステップはシンプルに「カウント1」からスタートします。
キューバンルンバよりステップ種類も少なく簡単なステップが多いのでダンス未経験者の人が、初心者コースで習う時に、よく用いられる種目がスクウェアルンバ、他にも、ブルース、ジルバ、マンボなどがありますね。
少し話が少しそれましたが、本題の「じゃあ、具体的にどうやってカウント1から始めればいいのか?」ということですが、その答えは至ってシンプルですので、このようにやってみてください。
ルンバのリズム、カウント2で自然にステップする方法
よく「カウント1はお休みですよ」といわれますが、実は正確にはお休みではありません。
「え?休みじゃない???」
と余計に混乱してしまうと思いますが、教える側も”あえて”「お休み」と表現します。
実はキューバンルンを踊る際の「カウント1」はステップを踏まないだけであり、足以外の部分が動いています。
どこか動いているかというと、上半身の部分を動かしているんです。
要するに➡「カウント1」で身体を動かしはじめ、次の、【カウント2】で足を動かす=1歩目のステップを踏む。
これが正確な表現です。
一番わかりやすい例が、先ほどの運動会の徒競走です。
「よーい」といわれた時は足を動かさずに、体を前傾して前にかがませるなどして、力を貯めるような状態にしています、次に出るための準備をしているからですよね?
つまり「よーいドン!」の「よーい」の部分が、ルンバの「カウント41(フォーワン)※特に”1(ワン)”」です。
「よーい(用意)」と言われて準備している時は、次の動作をすぐ出来るように、文字通り「用意」をしています。
ルンバでいえば、最初の1歩目のステップする足があります、その足を送りだす為の足、つまり軸足ですね、その軸足である→送り足に体重を乗せて最初の1歩目のステップを出すための準備動作をします。
それを「カウント4・1(フォーワン)」の時に行うというわけ。
例えばで下のクローズドベーシックムーブメントでというステップでいえば…
男子は最初の一歩目である左足前進をカウント2の時に行います(女子は1歩目が”右足後退”)
その為に、カウント4・1(フォーワン)で、男子は右足体重にしてから➡最初の1歩目である左足前進歩を「カウント2」で行います※女性はカウント4・1(フォーワン)で左足に体重を乗せてから「カウント2」で1歩目の右足後退歩を行います。
ここから先の話は、余裕のある人だけ聞いてください。
カウント1の予備動作をするとき、男子は右足体重にするといいました。
その際に右足のボール(母指球)を支点にしながら体重を乗せると効果的です。
それに従って自分の胸の位置も爪先方向の前バランスにすると、次のステップが出やすくなります。※女性も同じように行うと良いです。
※『拇指球って何?』という場合は以前のコチラの記事を参考にしてください⇩
※『股間節』についてはコチラでお話ししています。⇩
ちなみに余裕のある人は『ルンバを踊る時の正しい姿勢』を意識しながら踊ると、よりルンバをスムーズに踊れるようになりますので見といてもらえればと思います。
カウント1の時に、【ただ立ってカウント2を探しているだけでは1歩目を出す用意が出来ないので1歩目が遅れてしまいます。
なのでキューバンルンバでの「カウント1」はステップするカウントではなく、胸の位置を前に出して『体を使うカウント』ともいえます※これをボディアクションのカウントといいます。
ちなみに先程の「ベーシックムーブメント」というステップ解説のもっと詳細な話は下記の動画で解説しています⇓
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