社交ダンスワルツ初心者向け基本ステップ〜入門ルーティン①~
社交ダンスワルツ初心者向け基本ステップ〜入門ルーティン①(前半)~
どうも、ダンスインストラクターの稲田です。
前回はサンバのクリスクロスボルタを踊る際のポイントについてお話ししました。
さて本日は心機一転、種目を「スタンダード」に変えて、社交ダンスのワルツ、初心者の為の入門ルーティンについてお話ししていきます。
ちなみにルーティンとはステップを組合せたもの、前回のサンバの記事でいうと、シャドーボタフォゴ⇒クリスクロスボルタ、というようにステップを組合せて踊る順番の流れを決めたもの、のことをいいます。
それを本日は種目をスタンダードのワルツを題材にして初心者がまずやった方が良いステップとステップの順番の流れであるルーティンについて解説していきますね。
『何事も最初が肝心』という言葉があるように、
最初に取組むステップが肝心です。
いきなり難しい物から取組んでしまうと、脳がストレスを感じてモチベーションが無くなってしまいます。
逆に最初の段階に適した内容のものから行っていく事で、モチベーションが高まり、その次の段階にスムーズに進めるようになります。
本日は初心者に最も適したワルツのルーティンの流れについてお話ししていきます。
もしも途中で『難しいです…』となってしまったら、
動画を止めて、焦らずに最初のステップからまずは1つずつ覚えていってください。
いきなり全部、覚える必要はありません。
全部できなくても全く構いません、私の経験上、上達の秘訣は”センス”でも”器用さ”、でもありません。
『続ける事』です、一番、伸びる人は結局最後は
【自分に今できる事をコツコツ行う人】です。
続けるためには、焦らずに、今の自分のできる範囲内のことを、興味を持ちながら、取組んでいき、着実に一歩一歩進むことです。
一日、一歩進めれば良いです、いや0.5歩でも十分です。
階段は一歩一歩、上っていけば必ずゴールにたどり着けますので、焦らずにじっくりいきましょう!
社交ダンス初心者向けルーティンの内容
さて本日のワルツの初心者向けのルーティンは以下の流れです。
ステップ1:ナチュラルターン(natural turn)
ステップ2:クローズドチェンジ(closed change)
ステップ3:リバースターン(reverse turn)
ステップ4;クローズドチェンジ(closed change)
ステップ5:最初のステップ1のナチュラルターンに戻る
という流れ的にはこんな感じのルーティンになっています、まずはザッとみてみましょう!
それでは1つ1つステップを確認していきましょう!
ステップ1 ワルツのナチュラルターン
ナチュラルターンはこのように行います、早速1つずつのステップを動画で確認していきましょう!
【ワルツナチュラルターン(natural turn)】※女性は0:19~から
【ナチュラルターン】は六歩で構成されたワルツの超基本ステップです。
ポイントとしては、フットワークに注意して行うのが大切です。
フットワークとは簡単に言うと【ステップした足の使い方】です。
つまり最初ステップした足が、どういう風に使われるのか?
このナチュラルターンで言うと、男子の最初の一歩目の右足は、
ヒール(踵)から着地して⇒足裏全体が床に接し、足全体に体重を乗せてそのままトォー(つま先)に体重移動されて、”二歩目の左足横へ”のステップの流れに繋がっていきます。
女性の一歩目の左足後退歩のフットワークは、
左足のトォー(つま先)が床に着地して⇒足裏全体が床に接し踵まで重心が乗る⇒そして”2歩目の右足横へ”とステップが続きます。
ステップ2:クローズドチェンジ
【クローズドチェンジ】このステップは、いわばステップからステップへの橋渡しの役割を果たすステップです。
今回で言うと、”ナチュラルターン”から”リバースターン”へのつなぎ役としての役割です。
でも、いくらつなぎ役と言っても、初心者の段階では重要なステップであるので必ず押さえておきたいステップの1つです。
このクローズドチェンジは2パターンあり、男性が右足から(女性は左足後退から)スタートするものと、男性左足前進(女性右足後退歩から)からスタートするものがありますが、
ステップ2ではまず男性が右足からスタートするバージョンが用いられます。※女性は0:30~
そしてステップ3のリバースターンへと続いていきます。
一旦まとめます
ここまでのまとめとして、まずは
ステップ1;ナチュラルターン(natural turn)
ステップ2:男性右足前進歩(女性左足後退歩)のクローズドチェンジ(closed change)
そしてフットワーク※フットワークとは床に着いた時の足の使い方
ステップ1のナチュラルターンの男性一歩目は
HT(ヒールトォー)なので、まず、男性は
踵から着地して⇒足裏全体が床に着地して”つま先”に体重が乗り越えて⇒二歩目の左足横へのステップに繋がる
そして女性は後退歩なので”つま先”から着地して⇒足裏全体が付いたらそのまま踵(かかと)に体重を乗せて⇒そのまま二歩目の右足横へのステップに繋げる
そしてステップ3の【リバースターン】に繋がる、という流れになります。
次のリバースターンからの流れは、また次回お話ししていきますので、まずはここまでの流れをしっかりと身につけましょう!
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